是日々酔どれ帳~今日も満腹、ああシアワセ~

食べること、呑むことが大好きな管理人が 美味しいもの、美味しいお店、そしてたまーに真面目なあれこれをつづります。

2017年07月 << >>

S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

Archive

Profile

秋月
Name:秋月
秋月
食べることと呑むことが生きがいの未来の職人。一年前、いろいろあれこれあった末、親指の腱鞘炎と診断される。持病は腱鞘炎と肩こり。
マッサージ行く度に「頭痛くなりませんか?」「気の毒になっちゃいますよ~」って言われる20代。


☆よく聴く音楽☆
Mr.childrenのあれこれ・・・最近だと 渇いたkiss ファスナーとか好き。
THE YELLOW MONKEYのあれこれ・・・楽園とかね。吉井ロビンソンさんのも好き。


☆愛する本達☆
基本的に渋好みかも(笑)
池波正太郎さんとか、柴田錬三郎さんとか・・・高校~大学時代に散々読んだなぁ。ぉまいは幾つだよw
菊地秀行さん「魔界都市ブルース①~⑨」←古いもの程面白い(笑)最近のはイ                    マイチw
福田恒存さんの著作、森茉莉さんのエッセイ、などなど。
最近頭使うの面倒くさくて、エッセイばっかり読んでますな。





Link

--.--.-- --スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2005.07.13 Wed指定外技法に「重文」証票、結城紬卸売り業者に警告

指定外技法に「重文」証票、結城紬卸売り業者に警告

ぶっちゃけたこと言いますと、おいらは「結城紬」の製造に関わっています。これをいうと生息範囲がものすごく狭められるので、細かいことを言わなかったのですが(笑)
修行期間を終えれば現住地を去ることになるので、いいんですけどね。

おいらのブログを御覧になればわかると思いますが、おいらは生活費用を稼ぐために、「労働基準法?何ですかそれ?」みたいな生活をしてます。

記事に「年間約6000反が販売され、小売価格は約40億円に上っているが、うち半分が指定外技法だったという」

とありますし、地元の人にすら「機織やってます」といいますと、随分稼いでいるように誤解されますが、とんでもないです。
下仕事→機織→織元→問屋→小売と段階を経るたびに、値段が倍、倍になっていくと聴いたことがありますけれど。

「指定外の技法」というのは、所謂「すり込み」ですが、
聴くところによると、40年間公正取引委員会だか文化庁の役人が視察に来ても、これまで何か改善指示をされたことなどなかったそうです。

「すり込み」というのは、文化財指定されている技術である「括り」に比べて遜色ない技術であり、それを生業にしている方に聴きますとやり直しが効かない分、「括り」より神経を使うそうな。ちなみに「すり込み」も手作業です。

「括り」では地色が黒、紺、藍など濃い色でないと模様がつけられないのです。
だから「すり込み」によって、薄いベージュだとか、淡いピンクだとかの地色に模様をつけられるようになって、結城のイメージが大分明るくなったそうですが。

伝統工芸だって

人間が携わっている限り生き物だと思う。


そこには工夫だとか、技術の進歩があっていいのだと思うのだけれど(機械化する、とはまた別の意味合いでですが)、
少なくとも「指定要件」に厳密であればあるほど、職人たちは創意工夫の息の根を止められているようなものなのですよね。
本来は伝統を守るべき文化財指定が、伝統的工芸産業を停滞させているという皮肉。

今は、地元の若い人は結城紬になどまず関わりたがらないです。仕事の辛さを承知ですし、フリーターでもやっている方がよっぽど稼げることを知ってますから。

外から紬に憧れてやってきて修行しても、数年でやめてしまう人が多い。
何故なら食えないから。

かろうじてこの道に入る小数の人たちは、外から伝統工芸の道に入りたくて来た私のような者、紬を作っている家に嫁いで来た人などですね。

私なんか、「文化財指定なんていらないんじゃないの?」
なんて思ったりするのですが、
そうすると「文化財」の看板が使えなくなる分評価が下がり、値段が下がるのではという懸念がある。

・・・今より稼げなくなったらおいらだって続けられないですぜ?w
スポンサーサイト

2005-07.13 Wed模様師

はじめまして、トラックバックさせて頂きました。
そう、結城紬は大変な事に…。それにしても、文化財指定の厳格適用は考え物ですよね。
Date:18:03,  EDIT 

2005-07.14 Thu天丸

秋月様、ご無沙汰してます!
結城紬って私も耳にしたことがあります(本当その程度ですが)
「文化財指定」が伝統工芸の成長を停めてしまうとは、何とも難しい課題ですね。
確かに秋月様のブログを見るまでは凡人の私なんかは「文化財指定」と聞くと名誉なことでデメリットなどないと思ってました。
この問題はきっと全ての伝統工芸に生きる職人に関ってくる深い問題だったんですね。勉強になりました!
Date:00:20,  EDIT 

2005-07.14 Thushi-kinako

はじめまして。東京で染物をしている者です。
私は辻が花染をしているのですが、昔の辻が花ではなく、今様辻が花です。
ですから、文化財指定の染織品を扱えるというのは、私から見れば羨ましいと思えます。うちの製品も全て手作りで、機械など全く使わない品でありながら、伝統的な技法でないうえに、企業秘密の工程もまた多いので、なんともハクが付きずらいのです。
大きな宣伝で何とか売れているという具合でしょうか。

「文化財指定が、伝統工芸産業を停滞させている」
という見解は、私が感じたことのない見かたでした。
指定されているところの物は、古い物を守っていかなくてはいけないというところから、指定されているわけですから、型にはまった技術をするのは、むしろ守るべきことです。

技術の進歩は他のところでどんどんやっているのですから。周りが新しく進歩しているから、よけいに古い技法が重宝されるのだと思いますが・・・
こんな意見、いかがでしょうか。
お互いがんばりましょう

Date:00:40,  EDIT 

2005-07.15 Fri秋月

はじめまして。TB、コメントありがとうございました。
模様師さまのサイトを拝見しました。

当ブログを紹介してくださっていてとても嬉しく思いました。
HPにもちょこっと脚を運びました。友禅染めをなさっているそうですね。私は全然違う畑から紬の世界に飛び込んできた身で、他の織物や染物に関しては知識がありません。
他の工芸品の世界を垣間見ることを楽しみに、模様師様のブログへもたびたび脚を運ばせていただきます。>模様師さま

御無沙汰してます。いつもコメントをありがとうございます♪
日本全国には結城紬と同じような問題を抱えている地域や産業が多くあると思います。
私もこの分野に飛び込んでいくまでは、教科書に載っている程度しか知らなかったですし、実感や危機感もこれっぽっちも感じたことなどなかったのですけどね(笑)
私も天丸さまのサイトをみて お勉強させていただいていますw>天丸様

はじめまして。染織関係に携わっている方からコメントを頂、大変感激しています。
本当に私は紬のことしかわからないもので、急いで「辻が花染」について検索してRESを書いています。申し訳ないです。
非常に華やかで優美で、刺繍や搾り染めなど様々な技術を駆使して作られるようですね。
紬にはない美しさですから、地味な織物ばかり見ている目には大変新鮮に、鮮やかに感じます♪

「伝統を守る」事に関して、御意見をお聞かせいただいてありがとうございます。shi-kinako様の御意見に対してこちらの考えを書こうと思いましたが、なかなか複雑な事情や背景が絡んでくるということと、私自身がまだ未熟者で「紬」に対する知識すら生半可な為、今後のブログの記事で少しずつそれに触れて行きたいと思います。
また是非いらしてくださいませ。

Date:03:05,  EDIT 

 

2005-07.13 Wed結城紬に警告

朝日新聞によるとhttp://www.asahi.com/national/update/0711/TKY200507110158.html重文・結城紬の販売業者に警告「指定条件の技法使わず」国の重要無形文化財に指定されている絹織物「結城紬(つむぎ)」の販売をめぐり、同財の指定条件を満たしていない製品を約40年間
Date:18:00,模様師(友禅染) 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。